偶然出会った土地が第2の故郷に

shibata柴田 康弘 さん
現在居住地:岩国市周東町祖生
2007(平成19)年 旧岩国市からIターン

(取材年月日 2009(平成21)年5月25日)


▼ UJIターンをする前は何をされていましたか?
自営業(建築設計事務所)

▼ UJIターンを考え始めたきっかけは何ですか?
実家が福岡の田舎だったため、先では岩国に近い田舎で生活したいと考えていた。また、団地では、仕事をリタイヤした後の生活スタイルを思い描くことが出来なかった。

▼ この地区を選んだ理由は何ですか?
仕事の関係先から、祖生に解体を依頼されている家があるので、調査し現況図を作成して欲しいと頼まれた。家の南側に川があり、国道437号に近く、家族や人が集まりやすい条件を兼ね備えていることなど、理想の環境だった。築80年ながら家の造りがしっかりしていたので、解体するのはもったいないと思い、購入することにした。

▼ 家族から意見などはありましたか?
妻は反対してはいなかったが、もっと先の話と思っていたようだった。娘は大反対だった。

▼ UJIターンをしてみて現在の暮らしはどうですか?
この6月で引っ越して2年になり、1年間の生活のサイクルが少しずつ分かってきたように思う。また、以前の団地での生活に比べると、家同士は離れていても人間関係はとても親密で、年に1回の会合しかなかった以前に比べると、1人1人の顔が良く見えるし、会話も多くて、まるで田舎(福岡)に帰った感覚である。

▼ 現在の生活に慣れるまでの苦労話、失敗談等があればお聞かせください。
この家に引っ越す目的の1つは、建築設計事務所を営んでいるので、来客用の駐車場スペースを十分に確保することだった。敷地の一部を駐車場として埋め立てたが、この地区が中山間補助整備地区に指定されているため元に戻さなくてはならなくなり、目の前が真っ暗になった。しかし地域の方々のご協力で元の状態に戻すことが出来た。これらの事などを通じて、いろいろな付き合いも深まっていったと思う。

▼ 地域との関りについて(地域行事への参加状況等)をお聞かせください。
地域の草刈り、祭り、月1度の集会などは出来るだけ参加している。

▼ 今後の計画や、挑戦してみたいことがあればお願いします。
中山間補助事業の期間が終了したら、川とつながった家の前の土地を整備して、地域の人々や子ども、孫たちなどが、楽しくキャンプや釣りをしたり、ホタルを見たり、またコーヒー・茶などが楽しむことの出来るふれあいの場を造ることが夢。

▼ UJIターンを考えている方へ一言お願いします。
地域の人たちと、目標を持って1つのことに取り組む楽しさがあります。畑、草刈りなどの作業は大変ですが、地に足が着いていると実感することが出来ます。

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