若き農業の担い手として地域の人も期待

shigenobu重信 弘美 さん
現在居住地:岩国市周東町祖生
2001(
平成13)年 大分県からJターン
(取材年月日 2008(平成20)年7月14日)


▼ UJIターンをする前は何をされていましたか?
会社員

▼ UJIターンを考え始めたきっかけは何ですか?
小さい頃から農業に生きる事が普通だと考えていた。農業高校で学び、将来的に農業に進みたいと思っていた。
会社の早期退職制度を利用することを決心し、45歳で退職し新規就農の道を選んだ。

▼ この地区を選んだ理由は何ですか?
就農で受け入れてくれる所を探していろいろ問合せをしたところ、年齢制限がなく、支援制度があり、新規就農を受け入れる山口県を見つけた。また妻の実家が県内の周東町で農家をしており、近くで手伝いながら自分たちも農業がしたかったので決めた。

▼ 家族から意見などはありましたか?
娘も成長し、経済的に余裕が出来た事と、妻の実家近くなら何かにつけ助かるため反対はなかった。

▼ UJIターンをしてみて現在の暮らしはどうですか?
会社勤めをしていた頃は、精神的にきつい仕事だった。今は自分のペースで生活ができて、自分中心で何でもやれるので楽しい生活である。
地元の人からも、若い農業の担い手が少ないのでと、喜んでもらって、移住して良かったと実感している。

▼ 現在の生活に慣れるまでの苦労話、失敗談等があればお聞かせください。
周東町の奨励作物がイチゴであり、高設栽培が出始めた頃で、いちごづくりでスタートすることにした。
1,2年目は生育の方法がわからず、先輩農家に教えてもらった。
肥料や土壌の管理に努力を重ねて、品質の良いイチゴが採れるようになった。現在は広島から買いに来る人もいる。また、注文を受けて大阪・北海道にも発送している。
ハウス園芸農家のため、台風シーズンの対応が大変で、今でも心配である。
果実の病気が多発して大変なダメージを受けたこともある。失敗は許されない世界である事を痛感した。

▼ 地域との関りについて(地域行事への参加状況等)をお聞かせください。
地域の班の役員をさせて頂き、いろいろな人たちとふれあう機会を得た。
地域の行事にはどんどん参加している。
近所の人達を誘って忘年会や旅行、カラオケ大会等楽しく過ごさせて頂いている。

▼ 今後の計画や、挑戦してみたいことがあればお願いします。
イチゴの果実専業農家のため、収入が偏ってしまうので、シーズンを通して収入がある生活スタイルを構築していきたい。複合経営を目指している。(野菜、米、果実、花など)

▼ UJIターンを考えている方へ一言お願いします。
田舎は高齢化社会で特に若い力を求めています。しかし、農業で生計を立てる事は大変難しいです。
移住には自分の将来設計をしっかり持って、どんな苦難にも負けない気持ちが必要となると思います。

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