三つの湖を有する山里 美和町

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▼ 地域データ (令和4年4月1日現在)


位置/下畑川・生見川・渋前川・小瀬川の流域に位置し、弥栄湖・山代湖・真珠湖、三つのダム湖を有します。 岩国市街との間に松尾峠があります。

面積/127.53k㎡ 人口/3,509 世帯数/1,796
教育/保育園1、小学校2 中学校1 高校1
医療/一般病院2、歯科医院1
アクセス情報/ 岩国市街から車で約45分
大竹市街から車で約25分
山陽自動車道・岩国IC、大竹IC、ともに約25分
JR岩国駅からバスで約60分

▼ 歴史


地域の北部には縄文時代の遺跡があり、古くから人が暮らしていたと考えられます。戦国時代には大内氏が安芸へ侵入する際の重要な経路とされ、秋掛という地名は、「安芸に駆ける」が由来という説があります。
江戸期に入ると、秋掛など地域の北側は萩本藩となり、坂上など南側は岩国藩の領地になりました。岩国藩の渋前には、毎月3回、市が立ち、養蚕の桑、紙漉きの楮、茶などが集まり、取引されていたということです。 江戸末期には、岩国藩主・吉川経幹がこの地に立ち寄り、村々の荒廃に驚き、安芸との国境であるこの地の復興を急務と考え、撫育方(代官)を置きました。撫育方・玉乃東平(世覆)は紙漉きや茶等を奨励し地域の発展に尽くすと共に、第2次長州出兵時には、北門団(農民兵)を組織し、長州の勝利に貢献しました。
特産の岸根ぐりは明治の初頭には栽培が盛んになり、大正期には全国品種調査会により、最優秀品種の評価を得て、栽培は益々盛んになりました。
秋中村、賀見畑村、坂上村が合併し、1956年より美和町。1984年には生見川ダム(山代湖)、1991年には弥栄ダム(弥栄湖)が完成しました。特に弥栄ダムは岩国市・大竹市とその周辺の利水に重要な役割を果たしています。
2006年に岩国市に合併しました。

▼ 自然・レジャー


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4つの川に沿って開けた谷間と盆地状の平地からなる緑豊かな地域です。弥栄湖はダム湖百選にも選ばれた美しい湖。カヌーやバス釣り等が楽しめます。また、湖畔にはキャンプ場、パークゴルフ場等も整備されています(レイクプラザやさか)。また、小瀬川上流の弥栄峡では、岩間を流れる清流による峡谷美を楽しむことができます。
特産品には、大きくて美味しいと評判の岸根ぐりとお茶が有名です。栗林、茶畑がいたる所に広がっています。

 ▼ 暮らし・買物


昭和40年代には8,000人弱あった人口は現在、およそ半分です。主に北部において過疎・高齢化が進行しています。一方、大竹市への車でのアクセスが良く、南部には団地があり、ベッドタウンが形成されています。
日常の買物は中心地にある食品スーパーやホームセンター、コンビニエンスストア等が利用されています。また、車で約25分の大竹市には大型商業施設があります。
また、市役所の総合支所、郵便局、図書館、消防署(出張所)、一般病院等があります。

▼ 交通


車を利用して岩国市街、大竹市街へ行く他、路線バスがJR岩国駅まで一日4往復(日祝は2往復)、JR大竹駅までは6往復(土日祝は4往復)しています。 また、域内では岩国市生活交通バスが運行しています。

▼ 産業


miwa_3古くから農業の盛んな地域です。米、野菜の他、特産の岸根ぐり、美和茶の栽培が続けられています。また、地域には養蜂業者があり、良質な蜜が生産されています。

▼ 育児・教育


保育園は「さかうえこども園」、小学校は「美和東小学校」と「美和西小学校」の2校、中学校は「美和中学校」があります。 高校は「県立岩国高等学校 坂上分校」があります。

▼その他の情報

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