美和町で夢の山暮らし

tanonaka田野中 正 さん
1987(昭和62)年 広島市南区からIターン

(取材年月日 2012(平成24)年9月14日)


▼ UJIターンをする前は何をされていましたか?
会社員

▼ UJIターンを考え始めたきっかけは何ですか?
会社員としての仕事が一区切りついたので。
いつの日か山暮らしをしたいと思いながら、22歳まで山登りをしたり、真の豊かさを求め、新しい生き方を求めて、1年間の放浪の旅をしたり、人とは違う人生の音色を聴いてみたい、常人とは違う人生を送りたいと考えていました。

▼ この地区を選んだ理由は何ですか?
昔、親が購入していた土地がありました。幸い広さ的にも、テニスコートやバイク・トライアル場などを造る広さがあったことや、山紫水明の地であったことです。

▼ 家族から意見などはありましたか?
特に意見はなかったのですが、経済的にやっていけるか、少し不安な感じではあったようです。

▼ UJIターンをしてみて現在の暮らしはどうですか?
それなりに楽しいし、それなりにしんどい。理想(真の豊かさ)と現実(経済性)、そして体力の葛藤もあります。

▼ 現在の生活に慣れるまでの苦労話、失敗談等があればお聞かせください。
孤立した地域なので警察との連携等で防犯対策に苦心。行政的には山口県だが、経済的には広島県なので、行動導線に無駄が多いような気がしました。

▼ 地域との関りについて(地域行事への参加状況等)をお聞かせください。
同じ地名の下流の地域とはかなり離れた場所なので、今まであまり関わりはありませんでした。

▼ 今後の計画や、挑戦してみたいことがあればお願いします。
コミュニティや近場の仲間と手仕事の活動の展開を活発化したい。コミュニティの参加者を増やしたい。
*田野中氏と同じ地域には、工業デザイナー、パッチワーク・キルト製作、友禅染め、環境コンサルタント、エステ等の各種お店があります。また、田野中氏は陶芸教室も開催されています。

▼ UJIターンを考えている方へ一言お願いします。
計画性、目的をしっかり持つことが大切と思います。
豊かな自然と過疎は宝の山です。

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