ふるさとを元気に!今も残る伝統を繋ぎたい

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藤井俊昭さん、多美江さん
前住所 大阪府


▼ 生い立ち
藤井さんは、錦町の出身。卒業後、大手石油会社へ就職し、岩国勤務から大阪へ転勤。
その後、54歳で退職するまで、大阪で暮らしていました。

▼ 移住のきっかけ
藤井さんは、大阪で錦町の特産品を広めたいという夢があり、退職後は大阪で起業をしようと考えていました。
月に一度、錦町に帰っているうちに、地元を活性化しようとがんばっている人たちに出会い、「この人たちと一緒に、地元で何かやってみよう!」と思ったそうです。そうして、錦町にUターンすることを決意。
妻の多美江さんも錦町出身。大阪の暮らしから錦町へのUターンに抵抗はなかったといいます。

▼ 錦町での暮らし
まず、山口県とJAが行っている、ワサビ育成事業に参加し、ワサビ栽培を習得しました。
藤井さんの父親もワサビ栽培をしており、そのワサビ畑を継ぎました。藤井さんにとって、ワサビ栽培は身近でしたが、「就職して錦町を出るときは、まさかワサビ畑を継ぐなんて思ってもみなかった」と笑います。
それからは、地元の活性化のため、商工会の事務局長を務めるなど、県や地域の様々な活動に従事しました。
現在は、ワサビなど地元の素材にこだわった食事処「愛菜屋」をご夫婦で営んでいます。
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▼ 現在の錦町
人口が減り高齢化が進む錦町。少しでも、元気な町を継続させたいといいます。
大阪からUターンしてきたとき、はじめは昔のイメージがなくてびっくりしたのだとか。でも、変わらないものもたくさんありました。
大自然や人の温かさ…。そして、おじいちゃん、おばあちゃんの技。「これをどうにか繋いでいきたい」。
今、それが藤井さんの使命となっています。
そして、UJIターンされる人のお手伝いができればといいます。自身も経験した移住。不安の多い田舎暮らしの心強い味方になってくれることだと思います。
ふるさとに残る大切な歴史や文化。藤井さんと一緒に次へ繋いで行きませんか?

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