錦町の大自然を満喫する生活

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和田浩さん
前住所 柳井市


▼ 生い立ち
和田さんは、熊毛郡田布施町の出身。大学を卒業後、東京で営業マンとしてバリバリ働いていました。
38歳でUターン、昔からのアウトドア好きが高じて、柳井市でアウトドア用品を扱うお店を始めました。

wada-sub▼ 錦町へ移住のきっかけ
柳井市へUターンしてから、錦川で川下りやキャンプなどアウトドアを楽しむため、たびたび岩国市美川町に訪れていました。柳井市から美川町までは約1時間かかる距離。通うのも遠いということもありこの辺りを拠点に仕事ができればいいなと思い、住むところを探していたといいます。
地元の人とはアウトドアを通じて、顔馴染み。「川沿いの家が空く」との情報をもらい、即決でした。
そのうち、隣町の錦町でアウトドア料理を楽しめるお店を始めたことがきっかけで、48歳の頃、現在の錦町へと移住することを決意。移住する以前も錦町の人たちともアウトドアで交流があり、町の人は「住みんさい、住みんさい」と、移住を歓迎してくれたそうです。
現在は、アウトドアスポーツのインストラクター、アウトドア料理のお店の2足のわらじを履きこなして、錦町の大自然を満喫しています。

wada-gaikan▼ 錦町に住んでみて
「知らない街に住むことに何の抵抗もなかったですね」。錦町で生まれ育った同級生の人と話していると、自分も錦町で生まれ育ったんじゃないか?と錯覚するぐらい馴染んでいると笑います。
田舎暮らしは相当覚悟しないと厳しいという声を聞くこともあります。和田さんは、田舎暮らしで苦労したことがなく、ここは田舎の人の温かさを感じる町だといいます。自宅の玄関先に新鮮な野菜が置いてあることも。和田さんの地元でもなくなっている近所づきあい。こんなに近所づきあいができるところが残っていることに驚いたそうです。
「錦町は田舎だけど、一通り生活に必要な施設は揃っていて便利なんですよ!」さらに大自然に囲まれて、水も空気も美味しい。「なぜみんな来ないのか不思議」といいます。

▼ これから
これからは、アウトドアの仕事を若い人に譲り、農業にも挑戦したいという夢があるそうです。
今の仕事も農業も、サラリーマンとは違い安定はありません。でもここではそれ以上の自由があるといいます。「今、東京で仕事を続けていると思ったらゾッとしますよ」と笑います。
現在、アウトドアの仕事を継いでくれる若者を募集中だそうです。
生活に不自由なく、それでいて周りは大自然。そんな贅沢な田舎暮らしがここではできますよ。

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