結婚を機に父から農業を習得する為Uターン

umeoka梅岡 伊織さん、陽子さん
2008(平成20)年 山口県柳井市からUターン

(取材年月日 2012(平成24)年12月4日)


▼ UJIターンをする前は何をされていましたか?
柳井市で会社員をしていました。

▼ UJIターンを考え始めたきっかけは何ですか?
結婚を機に父の仕事を引き継ぐことに決めました。父も58歳であったので、父から本格的にトマト、葉物野菜(ブロッコリー。ナス。水菜等)、米作りを習得しておく時期と感じていました。

▼ この地区を選んだ理由は何ですか?
故郷なので。

▼ 家族から意見などはありましたか?
両親とも大賛成でした。妻も賛成してくれました。

▼ UJIターンをしてみて現在の暮らしはどうですか?
妻は出産まで大島で仕事を継続していましたが、出産を機に農業を手伝ってもらい、現在は1歳半の息子も母を含めて家族全員や地域で面倒を見てもらっています。
農業は会社員の時とは違い、大変ですが、地元の人との繋がりや自然の中で過ごせるため、毎日充実した日々を送ることが出来ています。

▼ 現在の生活に慣れるまでの苦労話、失敗談等があればお聞かせください。
農業のことは昔から父のやっていることを見て判ったつもりでいましたが、実際に作業をしてみると、思いのほか大変でした。天候、病害虫などで悩むこともありました。
戻って6ケ月後に父が入院し、入院先に見舞いながら、父より指導を受けたことが、短い期間ではありましたが、とてもありがたく思い出されます。

▼ 地域との関りについて(地域行事への参加状況等)をお聞かせください。
まだ、地域への貢献は少ないのですが、水路の掃除や地域のお祭りなどに携わっています。最近は自治会の班長も担当し始めました。

▼ 今後の計画や、挑戦してみたいことがあればお願いします。
今年はトウモロコシを安定して栽培できるように力をいれています。

▼ UJIターンを考えている方へ一言お願いします。
都会に住み慣れた人には、電車の本数が少ないとか、終電車が早いとか不便なところも
あるとは思いますが、住めば都と思います。都会のように待機児童になることもなく保育園に入れることも地方ならではのことと思います。
判らないことは聞くと、快く教えてくれ、助けてくれる人が多く、父亡き後、周囲の先輩方に助けてもらっています。ますます、自然が好きに、土が好きになりました。

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